1954-02-26 第19回国会 衆議院 予算委員会 第19号
○三木武吉委員 無にしておると言うても、信用しなければそのままだと言われるが、いまだかつてそういうことを吉うたことがないから、はつきり言うてくれ。信用するかせぬかはこちらのことだ。(笑声)
○三木武吉委員 無にしておると言うても、信用しなければそのままだと言われるが、いまだかつてそういうことを吉うたことがないから、はつきり言うてくれ。信用するかせぬかはこちらのことだ。(笑声)
○三木(武吉)委員 ただいま吉田総理は、おのれを無にして再建に善処するという考えを持つておるおらないは別として、と言う。これを別にするということはどういうわけか。これが根本問題です。一番大事なことを別にせられたんでは、てんから話にならぬのであります。これは別にしないで、あなたは一体どう考えておるか。
○三木(武吉)委員 私は与えられたる時間がわずか十分とか十五分とかいうお話でございますから、理由を抜きにいたしまして、すべて結論的に吉田総理その他の閣僚諸君にお尋ねしてみたいと思います。 と申しまするのは、去る特別国会及び臨時国会の両度の予算委員会において、現段階の日本は、吉田総理の言葉をかりて申せば、占領政策の行き過ぎを是正しなければいけない、これによつて初めて日本の再建を軌道に乗せるんだという
○三木(武)委員 私の質問いたしたと考えておりましたことは、今までの委員諸君の質問でも十分に尽されたようでございますから、これ以上蛇足を加えることは遠慮いたしますが、この機会に正力さんに一言お尋ねなり希望をしておきたいことは、私は常にこういうことを考えておる。日本人の知識というものは、それが科学であろうが、哲学であろうが、あるいは経済産業に対する心構えであろうが、決して世界水準よりは劣つておるとは思
○三木(武)委員 そのほか外務大臣、通産大臣、建設大臣、すべての閣僚もそれは御同感であろうと私は信じますが、御同感でないというならば、ないという人だけここではつきり……。おそらくないと言うほど勇気のある人もあるまいし、またそんなことを考えておる人もなかろうと思う。そこで閣僚全体がそういう気持である。これは自由党の何人かの皆さんも同感であるし、ひとり自由党だけではない。改進党も、私どもも、社会党の人といえども
○三木(武)委員 よろしゆうございます。お帰りなさい。 ただいまの大蔵大臣の答弁は、現在よりもというところによほど用心深い気持が含まれておる。私はこれ以上かれこれと批判をしたり、追究したりする考えはございません。またこれと同じような意味で木村長官にお尋ねしたい。木村長官の参衆両院における答弁を聞いておつても、これは友だち同士の話でございますから公にするのはどうかと思うが、迷惑でないから申し上げてもいいと
○三木(武)委員 言い訳をするようでありますが、私は議員の職責上議場において質問をしたり討論をすることは、当然のことであるとは考えておりますが、とかくそういうことを好まない性格でございます。長い議員生活の間においてもそういう行為に出たことは、ほとんどないといつてもよいほど好んでおらないのであります。私がただいま質問いたそうと考えておる事柄については、私どもの友人の立場として、常に吉田総理大臣とひざを
○三木(武)委員 憲法が非常に重要な法律で、軽々しく改正できないというようなことは、御説明をまたぬでもだれもが承知をいたしておる。その憲法あるがために、今日は、この再軍備の問題についても自衛軍創設の問題についても、この騒ぎが起つておるのであります。だから私は、この騒ぎの起らない、この議論の起らない、また政局の不安にならないように、一刻も早く改正という方面にほこ先を向けたらいいのじやないか、こう言うのです
○三木(武)委員 多分、私がかように申しますると、はなはだ気に入らぬ方々もあるかもわかりません。しかしこれは国家の重大事に際してはやむを得ない。この点に限局しようと思うが、しかしその私がお尋ねしたいという事柄を申し上げる前に一言申し上げておきたいのは、そもそもこの再軍備というようなことが問題になりましたのは、朝鮮事変が勃発して、日本におけるアメリカ進駐軍がその方に移動しなければならぬ、この移動があつたあとは
○三木(武)委員 私は自由党を代表しまして、主として吉田総理、木村長官に質疑をいたしたいと存じます。 前もつてお断り申し上げておきますが、昨日来私が質問をするということを発表いたしましたら、自由党の私どもの友人あるいは内閣に関係のある方方が繰返し繰返し、一体、三木は何の質問をするかと言うて、しきりに私の質問の要旨をお尋ねになりました。どうもおかしなことを聞きに来るものだと思いましたけれども、よくよく
○三木(武吉)委員 ただいま伺つておりますと、現在及び数年後の不景気、及び財政上の困難に備えるために、現在から経費の節約をしなければならぬという御議論、まことにごもつともであります。全面的に私は賛成でありますが、その節約の程度について、たいへん御遠慮なさつて、全経費を通じて大体五%というような御意見でございます。それは土屋君の御意見として一応伺つておくのでございまするが、こんなことではとうてい土屋君
○三木証人 別に地位はないようですね。
○三木証人 辻君とはいつごろから知り合いになつたか、よく記憶がありませんが、大体二、三十年前からと記憶しております。しばしば行き会うようになりましたのは、自由党創立後初めての選挙が行われた後です。日時はいつごろになりますか、大体そういうふうに記憶しております。